創玄展が本日で終了しました。
今年は第50回という記念すべき年でしたが、
青伸書道会より多数の入選、入賞者を出すことが
できました!
出品された皆さんがよく頑張ってくれました。
お疲れ様でした♪
今回の私の作品は古典の香りが漂う、力強い書を
目指しました。
併せて、注目していただきたいのは落款の部分です。
「甲午大寒後三日書于虎谿堂東窓下」
ここからこの作品を書いた日にちが
読み取れるのですがいつだかわかりますか?
答えは1月23日!
2014年の大寒は1月20日で、その3日後・・・という
意味です。
今回、特選を受賞した生徒さんの作品をご紹介しつつ
短評を添えてお祝いとしたいと思います。
《評》
木簡の隷書を素材として、大らかで伸びやかな筆致が
魅力的な作品です。
「静」の字の最終画が作品の見せ場となっており、大きく
湾曲した最終画は、空間を広く捉えて安定しています。
また、墨の滲みとかすれの対比が美しく、穏やかな作調の
中にも作者の心の動きが感じられます。
余白の白が輝いており、清潔感のある快作です。